驚くべき学びの世界展

こどもって、すごい。
あんなに小さな身体の中に、どれだけの好奇心と想像力と発想力とエネルギーを含んでいるのだろう。
「私も小さいとき、こんな風に創造的だったろうか...」と思わず振り返ってしまいました。

今でもこども達に混ざって、いや混ざらなくても、公園で採取をしたり光を探究したりしたい。いろんなことを実験したり不思議がったりして、頭と心を開きたい。純粋にそういう衝動にかられて、ムズムズしてきたり。

こども達の言葉にもどきっとさせられるものがいくつかあって、4〜5歳のこどもが本質的な部分をさらけ出して生きている姿が、とてもたくましく思えました。

最近、アートの立場から、"音楽コンプレックス" なるものについて考えていたのだけれど、モニタの中のこども達は、アートと音楽には境がないことを体現していて、私の感じていたコンプレックスはちっぽけなものに思えてしまいまいした。
彼らの楽譜は、点と線で構成された絵。それを見ながらピアノを弾いたりドラムを叩いたり。カンディンスキーが音楽を描いたり、オスカー・フィッシンガーが音楽を色面のアニメーションにしたりと、音←→絵(平面での表現)の変換を試みているけれど、それと同じことを無意識に直感的にやっているわけ。いとも簡単にそれを行う様子をみて、いろいろ考えすぎるのもいかがなものか、大人の悪い癖かもしれない、と、そんな風にさえ思ってしまう。

こどもへの教育がどうこうという前に、こどもの潜在能力の素晴らしさに驚いて、こういう芽は摘みたくないと改めて思いました。それを忘れないようにこどもと向き合おうと思います。(でも今年はキッズプログラムはなさそうで残念...)

そして、大人こそ、もっと心を自由にイマジネーションをたっぷり発揮して、楽しい社会を創っていかなければつまらないなぁと感じたのでした。少なくとも私はそういうコミュニティの中に生きていきたい、なんて思うのです。


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驚くべき学びの世界展
@ワタリウム美術館
2011年4月23日(土)→7月31日(日)
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