RYU ITADANI Exhibition 2010 "Flowers In The Window"

●どんと咲いた花●

迫ってくるような厚みのあるキャンバス。力強い縁どり。こっくりとした質感の鮮やかな色面。
花を描くにもいろいろな描き方があるけれど、こんなにどっしりと重量感のある花の絵はあまり見たことがなかった分、アートフェアで見てからとても印象に残っていました。

ギャラリー内にはいろんな種類の花が並んでいます。蓮だったり、タンポポだったり、バラだったり。。。
どれもインパクトの強い仕上がりで、小さな画面の中でもとても存在感があります。
厚みのあるキャンバスからもはみ出るように、側面にも底面にも枝葉が延びています。どんなに可憐に儚く咲いていた花だとしても、生命の力強さを感じます。
明るく鮮やかな花たちが勇気づけてくれるような、見ていて元気が出てくる作品です。


●ぬりえ●

ギャラリーの表のウィンドウには、大きな壁一面に(と言っても彼の作品は余白もたっぷりありますが)、縁取りだけの花が咲いています。これから、色が埋められて行くのを待っているような感じで。大きな塗り絵の本を広げたみたいで、なんだかとてもワクワクしました。どんな色を着けるだろう、と想像すると、頭の中でパァーッと色面が広がりました。


●モノクロの街●

奥の部屋には、ランドスケープのモノクロの作品と、ビールの瓶たち。ここはあまりゆっくり居れなかったのですが、モノクロの中に想像で色をつけてしまうほど、花の色彩の印象が強かったように思います。単に好きだからかもしれませんが。
www.ryuitadani.com


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RYU ITADANI Exhibition 2010 "Flowers In The Window"
@丸の内ギャラリー
2010年8月7日(土)まで
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